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ヴィンテージ

Aloha、晃子です。

 

何年も前の「暮らしの手帖」を、今日たまたま読みました。

その中に見つけた言葉

「焦るな、その傷もいつかまた味になるのだ」

記事は、フジモトマサルさんという漫画家 イラストレーターの方が書かれたものでした。

ヴィンテージの美しさや素晴らしさを他人の持ち物には感じる。

でもいざ自分の手元で、大切な物に傷をつけてしまった、取り返しのつかない汚れをつけてしまった。。

そんなとき

そのキズが経年を経て、いずれはヴィンテージとなるよ、なんて悠然と構えることができず、つい狼狽えてしまう、と。

つまり、自分には客観視が足りないのだと。

そして、これからの人生に必要なことは、「俯瞰するという目線」を持つことだ

そんなふうなことが書かれていました。

その、少し離れたところから見る

いわゆる鳥の目の視点から、自分で自分に声をかけた言葉が

「焦るな、その傷もいつかまた味になるのだ」と。

読みつつ、そしてなるほどとも思いつつ

この記事の主題からは少し離れるのだと思いますが、

私にはこの、「傷」というものがどうにも気になりました。

これが、人間が生きていく上で避けられない さまざまな出来事、

その時に受けた傷と、どうにも重なる。

私ごとではありますが、今年になって、いろいろチャレンジすることがありました。

これがもう、つまづき、転びまくりとなりました。もうほんと泣きそう。

『失敗しないように安全な道を心地よく歩く時』には、傷もつかないし、穏やかな日常を楽しむことが出来る。

でも、もし何か新しいことにチャレンジをしたりしたら、つまづいたり 転んだり カッコ悪いことも起こってくる。

これは私の話ですが、常には安全な道を、多くの場合 本能的に選んできたことに、ハッとするのです。

新しいことや慣れてないことは、不安もあるし、うまくいかないことも多いけど

できた時の喜びや達成感や、新しい繋がりができたり!自分の筋力がアップしたり!

そんな成長があり、そして人としての味が出てくるのだよね。

フラのメレの中にも実はたくさん出会う、「人生のチャレンジ」という節。

チャレンジ当初は、正直な話、『しまった〜〜〜やめときゃよかった!!』と思って後悔した瞬間もありましたが(笑)、

周りの支えというものをこんなに心底感じたこともなかったし、人と関わることを こんなに色濃く感じた日々はありませんでした。

「人生のチャレンジ」〜言葉だけで聞いていた時と、実際に転びまくって出会うチャレンジの節との重さの違いに、

ほんの少しだけ私もヴィンテージになれたかな、と思うのです。

まっさらの美しさとはまた違う、小傷や経年のある強さ、美しさを思います。

 

Me ke Aloha, me ka ha’aha’a

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